- 1. 弁護士になったきっかけはなんですか。
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私の両親は、障がいのある人のための小規模なグループホームを運営していました。しかし、当時お借りしていた建物の所有者から、賃貸契約解除の通知を受けたため、最終的には私も含めて転居せざるを得ない事態になったことがありました。私は理不尽さを感じましたが、それが正しい要求なのか、当時は全く知識がありませんでした。
その後、高校在学中、3年に進学する際、私は理系のクラスを選択し、将来は物理学者になることを検討していましたが、高校3年時に聴講した講演会で、自分の進路は、自分で判断すれば、どのような方向にも舵を切れるというような趣旨の話を受けて感銘を受け、過去に理不尽な想いをしたことを思い返し、科学者よりも、法律の専門家として、不当な要求に対して法律という武器で戦える弁護士を目指そうと決意して、法学部志望に軌道修正して弁護士を志したという経緯があります。
- 2. 弁護士になってからの経歴を簡単に教えて下さい。
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さいたま市の法律事務所に就職させていただき、その後、越谷市で独立して現在に至ります。
所属先の弁護士事務所で鍛えていただきながら、弁護士1年目から消費者委員会に所属し、様々な弁護団活動などに従事させていただくなかで、尊敬できる諸先輩弁護士から弁護士の在り方等、知識だけではない、色々なことを教えていただき、現在の私という弁護士像が出来上がっていると思います。細かな経歴は、HPの弁護士紹介の部分をご覧ください。
- 3. 一日の大体のスケジュールを教えてください。
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平日は、9時半ころに出社して前日帰宅以降に受信したメールの確認や返信、顧問先からのチャットワーク上の質問に返信するなどし、10時以降は打ち合わせや裁判所への外出などがありますが、7時ころには帰宅します。
平日遅くまで仕事をすることはほとんどありませんが、土日の両方休むことはほとんどなく、いずれかは仕事をしています。
- 4. 弁護士としてのやりがいを感じるのは、どんなときですか。
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言いなりではなく、まず何事も、自分で正しいと思えるかどうか、自分自身の主体的な価値判断で物事に対応することができることは、他の業務にはない魅力を感じます。
- 5. 業務をするにあたって、大事にしていることはなんですか。
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怠けない。驕らない。諦めない。失敗しても落ち込まない。
- 6. 事務所を経営するにあたって、大事にしていることはなんですか。
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事務所所員の人生が、この事務所に所属することで少しでも幸せなものになればよいと思っています。
- 7. 江原総合法律事務所の良いところを教えてください。
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組織内部は、風通しが良く、自由に意見を述べることができる風土があり、広く一般民事事件を扱っているため、特に若手の弁護士にとっては、さまざまな日常業務をこなしながら、自分が専門にしていきたい分野を広げていくこともできるところです(事務所全体としてサポートします。)。
- 8. 業務と関係ありませんが、趣味や好きなもの/ことはなんですか
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弁護士になってから始めたテニスの他、最近は特に筋トレにはまっており、本執筆時現在、BIG3の合計は370kgです。また、もともと勉強は好きなので、定期的に趣味と実益を兼ねて資格試験の勉強をしています。本執筆時の直近では中小企業診断士の試験に合格しました。
- 9. 今後、どのような事務所にしていきたいですか。
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地域に欠かせない、信用される法律事務所にしていきたいと思います。
- 10. このページをご覧いただいている方に一言お願いします。
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就職先弁護士事務所として、最初にどの事務所を選択するのかは、今後の弁護士像を確立していく上で重要な選択になると思います。弁護士は、行う業務も様々で、個性豊かな方が多いので、なるべくたくさんの弁護士の話を聞いていただきながら、ご自身の進路を選択していただくことをお勧めします。